ちむどんどんプロジェクト 作り手の思いとこだわりを聞く
【胸高鳴る沖縄県産品 Vol.03】
沖縄黒糖咖哩|あじとやexpress
黒糖とオリジナルスパイスが味の決め手。「あじとや」の人気カレーをレトルトで
「あじとや」は2012年に沖縄市泡瀬に1号店(現在の「あじとや泡瀬店」)をオープンしたカレー専門店です。その後も那覇市で「あじとや首里城店」、那覇市泉崎の沖縄県議会庁舎で「あじとやexpress」などを展開してきました。代表取締役シェフの山崎憲次はスープカレーの本場・北海道札幌市出身。北海道や東北で数多くのカレーレストランをプロデュースしてきました。
その過程でスリランカのスパイスに目覚めた山崎は、現地の会社とウコン(うっちん)などを使ったスパイスを共同開発。2011年の沖縄移住を機に黒糖を独自配合したスープカレーなどのオリジナルメニューを編みだし、2019年には「那覇カレーグランプリ」で優勝を果たしました。
好みに合わせて選べるキーマチキンカレーとキーマクリームチキンカレー
2017年からは琉球大学とレトルトカレーを開発するなど食品製造にも乗りだし、2022年に販売開始したのがこの「沖縄黒糖咖哩(カレー)」です。味わいは辛さがマイルドでコクのある「キーマクリームチキンカレー」と、スパイスの風味がダイレクトに伝わる「キーマチキンカレー」の2種類。野菜やゆで卵、肉などさまざまな食材と相性がいいので、お好みでトッピングを加えるのもおすすめです。
お店で提供しているカレーと同様に、レトルトには着色料、香料、化学調味料、保存料、増粘剤を使用していないのが特徴。黒糖は多良間島のエコファーマーが育てたサトウキビで作った純黒糖を使用しています。
仲間と手を取り合って「沖縄黒糖咖哩」を沖縄の食のブランドにしたい!
もはや国民食と言っても過言ではない「日本のカレー」は、近ごろ外国人からも新しい和食として注目を浴びています。「沖縄黒糖咖哩」をチキンベースにしたのは、宗教上の理由などで豚や牛を食べられない国の人びとへの配慮です。国内外を問わず、幅広い層に召し上がっていただけるキーマカレーになっていると思います。
私たちの夢は「沖縄黒糖咖哩」をあじとやだけでなく、県内のさまざまな飲食店や企業とともに沖縄の食ブランドとして確立することです。すでに協力グループもできあがり、新たな「沖縄の食文化」の構築を目指して頑張りたいと思います。
■店名:あじとやexpress
■所在地:沖縄県那覇市泉崎1-2-3 県議会庁舎1F
■TEL:098-869-0411
■営業時間:11:00~14:00(LO) ※当日分の弁当予約は10:00~、※売り切れ次第終了
■定休日:土曜・日曜・祝祭日
■商品のその他入手先:あじとや泡瀬店、あじとや首里城店、那覇空港「エアポートトレーディング」各店、樂園百貨店、ハッピーモア市場 トロピカル店、うるマルシェ、オンラインショップ:https://ajitoya.stores.jp/